パフォーマンス問題

メモリの割り当て

各アプリケーションに対して割り当てるメモリの量は、以下のデータベース構成パラメータによって決定される。

APP_CTL_HEAP_SZ
APPLHEAPSZの合計メモリ量
APPLHEAPSZ
各アプリケーションに割り当てられるエージェント・プライベート・メモリ
ASLHEAPSZ
アプリケーションとDB2 UDBの通信に割り当てられるメモリ。ブロック内のデータ量はこれで定まる。
PCKCACHESZ
SQL文のアクセス計画(動的・静的)をキャッシュするメモリ量
SORTHEAP
データのソートに利用できるメモリ量
DBHEAP
データベースの内部的な利用に使用される
LOGBUFSZ
ログレコードへの書き込みをキャッシュするメモリ量
CATALOGCACHE_SZ
システム・カタログ表をキャッシュするメモリ量
SHEAPTHRES
各SORTHEAPの合計サイズ

データベース処理の多重化

DB2 UDBは、データベース処理を並行化することが出来る。これは、一つのSQL文を、(EEE環境の部分はサブセクションに分解され、それが)各CPUに対して分割実行可能なサブセクション・ピースとして割り当てられる。関連するパラメータは以下の通り

INTRA_PARALLEL
並行問い合わせの有効・無効を切り替える
MAX_DEGREE
DBMレベルで並行性レベルを切り替える
DFT_DEGREE
DBレベルで並行性レベルを切り替える
CURRENT_DEGREE
セッションレベルで並行性レベルを切り替える(動的SQL)
RUNTIME_DEGREE
セッションレベルで並行性レベルを切り替える(静的SQL)
DEGREE
パッケージレベルで並行性レベルを切り替える
DB2DEGREE
CLI/ODBCの並行性レベルを切り替える
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Last modified: Mon Nov 22 12:41:33 +0900 2021