Oracle障害の種類と回復種類の概要

障害の種類障害の内容回復方法
文障害 投入したSQL文にエラーが発生し、正しく実行できない。 Oracleによってロールバックされる。
ユーザ・プロセス障害 トランザクション中にプロセスが異常終了・切断する。 PMONプロセスがタイムアウトを検出し、ロールバックを実行する。
インスタンス障害 Oracleのインスタンス自体が異常終了する。 インスタンスの再スタート時に、ロールフォワード・ロールバックを行って回復する。
ユーザー・エラー Oracleの処理としては正常だが、業務的には誤ったデータ操作を行った場合。 バックアップからの Point-in-time回復。もしくはテーブルのインポート
媒体障害 ディスクの破損 適切なバックアップリカバリ作業を行う。
環境障害 サーバ・ネットワークなどの障害により、アクセスが不可能になる。 スタンドバイデータベースを用意することで対応する。