分散データベース内のノードのバックアップを行う場合、次のガイドラインを考慮する必要がある。
あるデータベースに適用する回復オペレーションの種類によって、分散データベース全体に対する調整作業が必要になる場合がある。その具体例は以下の通り:
回復オペレーションの種類 | 分散データベースに対する調整 |
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リモートノードがアクセスしていなかったデータベースの全てのバックアップの復元 | 調整されていない独立したデータベース回復を行う。 |
リモートノードがアクセスしていたデータベースの全てのバックアップの復元 | 全てのデータベースを停止し、同一の調整済みの全てのバックアップを使用して復元。 |
分散データベース内の1つ以上のデータベースの完全な媒体回復 | 調整されていない独立したデータベース回復を行う。 |
リモートノードがアクセスしていなかったデータベースの不完全な媒体回復 | 調整されていない独立したデータベース回復を行う。 |
リモートノードがアクセスしていたデータベースの不完全な媒体回復 | 分散データベース内の全てのデータベースに対して、同一のグローバルな時点への調整済み不完全媒体回復を行う。 |